日記

屋根瓦のQ&A その④

2016/01/21
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Q

雨漏りしていると思って相談したら、結露しているとのことでした。結露の原因と対策は?

A

「結露」は、室内温度と外気温の間に大きな温度差が生じることが原因で起こります。
最近は高気密高断熱の家が増えてきましたので、雨漏り対策と同様、大きな問題になっています。昔の木造住宅等では、家自体の風通しが良かった(すきま風等)ことや調湿建材(漆喰)が壁に使われていたこともあり、こうした問題が生じることは殆どなかったのですが、現在の断熱、断湿の建材を多く使うかぎり、解決策はなかなか難しいようです。
目立たない部分に、小さい自然排気口を設けたり、夏の冷房や冬の暖房時に意識的に換気扇を回すなどの措置が必要でしょう。
雨漏りと間違えてしまうような結露に関しては、屋根裏(天井裏)の換気をしっかり行うことが必要になります。和瓦では、桟山の部分で通気があるため、瓦裏(野地表面)の通気があり屋根板の腐食などの防止の効果があります。
結露など湿気の排除がうまくいかないと、建物の寿命にも大きな影響を与えるだけでなく、最近では見えない所にカビが大量発生して、肺疾患の原因になるなど、住んでいる方の寿命も縮めてしまいますので、要注意です。

 

 

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屋根瓦のQ&A その③

2016/01/21
  1. 201309121351_Wj7Ys
Q

瓦の自然災害って何ですか?

A

瓦の自然災害とは、一般的には『凍害』、『塩害』です。
『凍害』とは、冬の寒さによって瓦自体が吸込んだ水が凍結膨張し、瓦表面の一部の剥離を起こす現象です。

『塩害』とは、海岸線沿いの建物や沖縄などの離島に多いようです。これは風などによって屋根に付着した塩分が、屋根材の生地に侵入し、屋根材をボロボロに破壊する現象です。

『凍害』『塩害』に強いのは、焼成温度の高い石州瓦の品質における最大の特徴です。

 

 

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屋根瓦のQ&A その②

2016/01/21
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Q

瓦屋根は、色アセしますか?
また、定期的に色を塗り替える必要があるのでしょうか?

A

完全に色が何十年経っても変わらないとは言い切れませんが、一般的にセラミック製品は、焼成温度が高いほど品質がアップすると言われます。
石州瓦、品質の優位性を支える基本がこの焼成温度にあります。焼き物は、本来、その焼成温度と焼成時間の掛け合わせによって、よく焼けているか否かが決まると言われています。それは当然、瓦も同様。高い焼成温度で、適度に時間を掛けて焼成することにより、経年変化が少なく、色あせず、いつまでも美しい屋根こそが瓦の魅力です。

 

よって、定期的に色を塗り替える必要はありません。

 

 

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屋根瓦のQ&A その①

2016/01/21
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Q

地震のことを考えると、屋根は軽いほうが良いと言われていますが、瓦は重たいのではないでしょうか?

A

瓦(桟瓦)の重さは、1枚約3kg弱。決して軽いとは言えません。但し、屋根が重たいから地震で家が全部潰れてしまうというのは違います。それには、様々な条件が重なり合っていると思いますが、適切な基礎、適切な家の構造、適切な施工がされていれば、瓦屋根は決して地震に弱いとは言えません。
(※現在は、ガイドライン工法という瓦屋根の施工に関する基準があります。)
その証拠に、日本の文化財のような建物で、地震で潰れてしまったような建物は聞いたことがありません。
また、屋根には日光・雨・雪・風などから家を守る大切な場所です。そういった観点から、屋根を考えると瓦屋根は最適な屋根材であると思います。
※弊社が使用する瓦は『漏らない、ずらない、動かない』というキーワードで開発された『防災瓦』です。

 

 

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屋根リフォームをご検討中のあなたへ

2016/01/21

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屋根リフォームのタイミング

『雨漏りがしていて、天井にシミが出来ている。』
『あきらかに雨漏りしている』

そんな場合は誰でも屋根の修理(リフォーム、葺き替え)を考えられます。
但し、雨漏りがあきらかに分かるようになっている時点では、屋根以外の部分も相当傷んでしまっている可能性もあります。そうなってしまう前に屋根の点検、もしくは必要であれば屋根のリフォームをすることをお勧めします。

屋根材・屋根瓦のリフォームサイン

  • ■天井、内壁にシミがある。
  • ■軒天井にシミがある。
  • ■瓦が割れたり、欠けたりしていて隙間が見える。
    また、瓦がズレている部分がある。
  • ■屋根自体が波打っている。
  • ■棟が傾いていたり、鬼瓦が傾いている。
  • ■棟や壁際で使われている土が崩れてしまっている箇所がある。
  • ■屋根材自体が変色、色あせしている。
  • ■草やコケが生えている。コケやカビによる変色がある。
  • ■屋根材自体が錆びている。
    また使われている部品(金具、谷板等)が錆びている。

etc.

『屋根は、雨風から大切な家を守る最も大切な場所』です!
また、家の外観(見た目)の良さを維持する部分としても非常に重要な場所です。
ぜひ、一度、関心を持って屋根を見てください。

 

 

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屋根の専門家株式会社MUKAIが綴る日記はこちらです

日々の施工業務を皆様にお届けする為に、佐賀・長崎・福岡エリアの株式会社MUKAIでは日記を綴っております。瓦施工でどのような仕上がりになるかを是非ご参考下さい。また、当社が参加しているイベント情報もご紹介しておりますので、お時間がございましたら併せてご覧ください。当社では、6つのこだわりを持って屋根の修理や施工を行っております。状況は現場ごとで変化するため、瓦葺職人のプロの見解と熟練の技が必要不可欠です。当社には優れた技術を持つ職人が在籍しております。また、国内外のメーカーと取引をしている当社だからこその実力と経験がございます。安心してお任せください。
佐賀・長崎・福岡エリアで信頼できる瓦施工業者をお探しの方は、是非株式会社MUKAIにお任せください。ご納得頂ける仕上がりをご提供致します。

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